新しい「高度なエディター」をすぐに使い始めるための数式例

投稿者: @Richard_Sather

元の英語での投稿はこちら: 🧪 12 Formulas to get you started with the new Advanced Editor



皆さんこんにちは!こちらの記事 (日本語版) でお伝えしたとおり、数式カスタムフィールドの高度なエディターがリリースされました。活用を考えている方も多いかと思います。

先日の記事では英語の動画でさまざまなユースケースをご紹介しましたが、今回はカスタムフィールドの作成方法についてより詳しくお伝えします。ぜひ、数式カスタムフィールドの高度なエディターを活用される際に参考にしてください (本機能は Business プランと Enterprise プランで利用できる機能です)。

1. タスク期間:

:white_check_mark: 必要条件: タスクに開始日と期日がある

:test_tube: 数式 1: ((期日 - 開始日)/1440)+1 = タスクにかかる期間 (日数)、または次の数式を高度なエディターにコピー & ペースト: (( [[$DUE_DATE]] - [[$STARTED_AT]] )/1440)+1

:test_tube: 数式 2: ((期日 - 開始日)+0)/60 = タスクにかかる期間 (小数点以下を含む時間数)、または次の数式を高度なエディターにコピー & ペースト: ( ( [[$DUE_DATE]] - [[$STARTED_AT]] ) + 0 ) / 60

:test_tube: 数式 3: ((期日 - 開始日)/1440)+1*24 = タスクにかかる期間 (小数点以下を含まない時間数)、または次の数式を高度なエディターにコピー & ペースト: ( ( [[$DUE_DATE]] - [[$STARTED_AT]] ) / 1440 + 0 ) * 24

:memo: 注意: 例外として、期日しかないタスクの場合「1 日」というタスク期間は表示されません。これは、開始日が期日と同じであってもその開始日を入力することで解決できます。また、+0 を +1 に変更することで、1 日のタスクを 1 日分の長さのタスクとして計算できます。

2. プロジェクト期間 (日数、ポートフォリオ用)

:white_check_mark: 必要条件: プロジェクトに開始日と終了日があり、ポートフォリオにそれに基づいて入力された「日付」フィールドがある

:test_tube: 数式: 0 + (日付 - 開始日) ÷ 1440 = プロジェクトにかかる期間 (日数)

または次の数式を高度なエディターにコピー & ペースト: 0 + ( [[$DATE]] - [[$STARTED_AT]] ) / 1440

:memo: 注意: ポートフォリオでは、期日は単に「日付」として表示されています。

:bulb: 「X 週間と Y 日」のような期間を表示したい場合は以下の数式を使用します (ポートフォリオに元々ある「期間」フィールドよりも優れています)。

:test_tube: 基本的な数式: 日付 - 開始日

3. プロジェクトの日次 / 週次予算 (ポートフォリオ用)

:white_check_mark: 必要条件: プロジェクトに開始日と終了日があり、ポートフォリオにそれに基づいて入力された「日付」フィールドがあり、通貨タイプの数値フィールド「見積もり予算」がある

日次予算を表示する場合:

:test_tube: 数式: 見積もり予算 ÷ ((日付 - 開始日) ÷ 1440)

週次予算を表示する場合:

:test_tube: 数式: 見積もり予算 / ((日付 - 開始日) ÷ 1440) × 7

(7 は 1 週間の場合ですが、勤務日に応じて 5 にすることもできます)

4. プロジェクトの残り予算 (ポートフォリオ用)

:white_check_mark: 必要条件: プロジェクトに「見積もり予算」通貨タイプの数値フィールドと、通貨タイプの数値フィールド「実際の費用」がある

:test_tube: 基本的な数式: 見積もり予算 - 実際の費用

5. 日次予算に基づいて見積もり予算を設定する (ポートフォリオ用)

:white_check_mark: 必要条件: プロジェクトに開始日と終了日があり、ポートフォリオにそれに基づいて入力された「日付」フィールドがあり、通貨タイプの数値フィールド「日次予算」がある

:test_tube: 数式: 日次予算 × (日付 - 開始日) ÷ 1440

:memo: 注:「日次予算」通貨フィールドに小数点以下の 2 桁を追加すると、「見積もり予算」通貨の値にも小数点以下の 2 桁が含まれます。

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推定時間や実際の時間は、正しく時間で表示されます。
開始日や期日だけをそのまま利用して表示すると「1970年1月1日」になります。
開始日や期日も正しい日付が表示できると嬉しいのですが。
あと、計算式のフィールドとして、「今日(Today)」が使えると、
今日と開始日や今日と期日の計算で、いろいろと利用価値が高まるかなと思ってます。

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@S.Kondo さん
すでに、お気づきかもしれませんが、回避策をご案内します。
以下の数式を高度なエディタに入力すると期日が正しい日付になります。

[[$DATEADD_FUNCTION]]([[$DUE_DATE]], 0)

開始日を正しい日付にする場合は、[$DUE_DATE]の代わりに[$STARTED_AT]を使ってください。

日付関係で数式フィールドの表示結果が思ったものと違う場合、+0や,-0,x1,/1など、もとの数字が変わらない演算をするとうまく行く場合がある様です。

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無事、表示できました。ありがとうございました。
期日しかないタスクがあると、開始日は空っぽなので
計算式がうまく使えないので、このあたりなにか策があると良いのですが。
(開始日を必ず設定する方法とか、ない場合に期日を開始日として計算する方法とか・・・)