皆さん、こんにちは
大きめの変更が二つあります。
1. 閲覧可能ユーザー
プロジェクトの新しいアクセスレベルである「閲覧可能ユーザー」を発表します。既存のプロジェクト管理者、編集可能ユーザー、コメント可能ユーザーに加えて、「閲覧可能ユーザー」アクセスも選択できるようになります。このメンバーは、コメントや編集を行えず、プロジェクトの表示のみができるようになります。
今日、一部のユーザーがアクセスできるようになりましたが、全員がアクセスできるようになるのは今春になると予想されます。
この機会に、最近の変更の経過を整理します。
2. 競合するプロジェクト権限の扱い
プロジェクトの権限に関する今後の更新情報を共有します。
本題に入る前に、まず背景をご説明します。
現在、メンバーがプロジェクトにアクセスする方法は 2 通りあります。直接プロジェクトのメンバーになるか、チームまたは組織のいずれかのメンバーになりチーム配下のプロジェクトへのアクセスを持つかのいずれかです。これにより、メンバーが特定のプロジェクトに対して矛盾する権限を付与されることがあります。たとえば、プロジェクトのメンバーシップを通じて「コメント可能ユーザー」権限を取得し、チームのメンバーシップを通じて「編集可能ユーザー」権限を取得する場合があります。
現在、メンバーには最も低いレベルのアクセス権が付与されます。上記の例では、ユーザーは「コメント可能ユーザー」権限しか持ちません。
今回のアップデートにより、メンバーは共有される中で最も高いレベルのアクセス権を自動的に付与されるようになります。たとえば、プロジェクトのメンバーとして個別に「編集可能ユーザー」アクセス権が与えられ、「デザイン」チームのメンバーとして「プロジェクト管理者」アクセス権が与えられている場合、「プロジェクト管理者」としてそのプロジェクトを利用できます。
Q&A:
Q: この変更を導入する理由は?
A: 目標とポートフォリオはすでにこのモデルに基づいて運用されています。これをプロジェクトに導入することで、すべての面で明確、安全、一貫したアクセス制御を保証します。
Q: 特権管理者とプロジェクト管理者は、「閲覧可能ユーザー」アクセスレベルが展開される前に何を行う必要がありますか?
A: 特権管理者は、矛盾する権限がないか各プロジェクトを確認し、各メンバーを最高のアクセスレベルに昇格させるかどうか判断するように促されます。また、プロジェクトレベルでアップグレードまたはダウングレードできる権限を持つプロジェクト管理者に決定を委ねることもできます。
例: あるユーザーがあるロールで「コメント可能ユーザー」アクセス権を持ち、別のロールで「編集可能ユーザー」アクセス権を持っている場合、プロジェクト管理者は、そのユーザーのプロジェクトアクセスを「編集可能ユーザー」にアップグレードするか、プロジェクトのデフォルト設定を「コメント可能ユーザー」アクセス権に調整するかを決定する必要があります。
特権管理者とプロジェクト管理者には 30 日間の選択期間が与えられます。特権管理者とプロジェクト管理者の両方には、この変更を知らせる通知をメールと製品内でお送りします。
Q: アクセス権の変更が必要なプロジェクトをどうすれば知ることができますか?
A: プロジェクト管理者には、異なる権限が混ざっているプロジェクトのリストをお見せし、そこから設定を更新できます。
Q: 影響を受けるプロジェクトでの権限はどのように更新できますか?
A: プロジェクト管理者は、プロジェクトのバナーまたは共有モーダルをクリックすることで、一括で権限を変更できます。
例: 各プロジェクトについて、以下のいずれかを選択:
- 該当メンバーを全員「コメント可能ユーザー」から「編集可能ユーザー」に変更する
- プロジェクトのデフォルト設定を「編集可能ユーザー」から「コメント可能ユーザー」に変更する
Q: 30 日の期間が終了するまでに対応しなかった場合はどうなりますか?
A: 矛盾する権限が残るプロジェクトのすべてのメンバーは、最も高いレベルのアクセス権に自動的にアップグレードされます。
Q: これらの変化はいつ予定されていますか?
A: プロジェクトの権限が競合していない組織では、この新しいアップデートが 2月中旬に段階的に展開される予定です。いずれかのプロジェクト権限が競合している組織では、4月に段階的に移行されます。
詳細については、近日中にヘルプ記事を公開予定です。→公開されました。
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