幽霊アカウントの怪

投稿者: @David_Nelson

元の英語での投稿はこちら: The Mystery of the Phantom Account


あなたも見たことがあるはずです。タスクの割り当てやコラボレーターの追加をしようと、チームメンバーの名前を入力しはじめたら、なぜかそこには同じ人の名前が 2 つ。たいていは、関連付けられているメールアドレスの文字が 1 か所入れ替わっているなど、違いが 1 つだけあります。

どちらのアカウントを選ぶべきか、迷ったあなたはその人に連絡し、正しいアカウントを確かめます。それはそれでいいのですが、組織やワークスペースから正しくないアカウントを削除する方法はないのでしょうか?

そもそも、なぜこんなことが起きるのか?

多くの場合、誰かがチームメンバーをチームやプロジェクトに招待したときに、間違ったメールアドレスと、正しいメールアドレスの両方を使ってしまったことが原因です。その結果、正しくないアカウントが組織やワークスペースに残ったままになっているのです。

幽霊の誕生

この時点で、これに気づいたあなたは、自分がアクセスできるチームやプロジェクトのすべてから正しくないアカウントを削除しようと試みるでしょう。おそらく「高度な検索」を使って、スペル間違いのアカウントに関連付けられたあらゆるタスクを検索し、担当者やコラボレーターになっているそのアカウントを削除したのではないでしょうか。

ところが腹の立つことに、担当者やコラボレーターのフィールドでそのアカウント名を入力すると、やっぱりドロップダウンリストに問題のアカウントが表示されることがあるのです!

そこであなたは、Asana コミュニティフォーラムAsana ガイドをチェックします。もちろんどちらもすばらしいリソースです。そしてアカウントのプロビジョン解除の記事を熟読し、ようやく解決の糸口が見えてきます!

ここで悩ましい問題が発生します。アカウントがどこにも見つからないのです。調べたところ、このアカウントは組織内のプロジェクトやチームのメンバーではありません。では、幽霊アカウントのプロビジョンはどうすれば解除できるのでしょうか?

ちょっと意外な、でも効果的な解決策

  1. 幽霊アカウントのプロビジョンを解除するコツは、まず、一時的にこのアカウントをあなたが管理するチームに再度招待することです。スペルミスももちろんそのままで。
  2. 次に、そのチームの 「チーム設定」の「メンバー」タブで、幽霊アカウントを探します。
  3. 幽霊アカウントの名前にマウスを合わせます。
  4. 削除」をクリックします。
  5. 次に「アクセスを解除」をクリックします。
  6. 最後に「プロビジョンを解除」をクリックします。

ではおさらいしましょう。「削除」「アクセスを解除」「プロビジョンを解除」 です。全部で 3 回クリックするのです。

「アクセスを解除」をクリックすると、アカウントはチームから削除され、「プロビジョンを解除」をクリックすると、組織から完全に削除されます。

この問題のトラブルシューティングを手伝ってくれた Asana サポートチームの Scott さんに御礼申し上げます。

これであなたの組織やワークスペースの担当者やコラボレーターのリストからも、お化けが姿を消すことでしょう。

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