新しい環境でたくさんのインプットが必要な方へ送る「Asanaでインプットを習慣化する方法」

こんにちは。Asanaアンバサダーのはぎぃです。

筋トレやキャンプと並んで、趣味として「積ん読」を公言しています。

そんな生粋のつんどかー(?)な私から、新しい会社、新しい職場、新しい仕事をスタートするこの時期、新しいインプットが必要なAsanaユーザーの皆さんへ、読むべき本や記事をAsanaで管理し、インプットを習慣化する方法をご紹介したいと思います。

:black_medium_square:読書リストを作って積ん読を解消する

つくるプロジェクト::closed_book:読書リスト(私の場合は「:books:積ん読リスト」と命名)

このプロジェクトでは、読みたいと思っている本をズラッとタスク化します。とりあえず、担当者と期日は空欄でOKです。私は物理本かKindle本かをタグで判別しています。

私の場合は手元にある本だけで十分なリストができちゃいますが、人によっては「読もうと思ってるけどまだ買ってない本」を入れても良いと思います。

ここにKindle本を入れておくと、Kindleで買ったけど埋もれてた!忘れてた!ということが減ったので、同じような経験がある方はひとまずリスト化しておくのオススメです。

新たに積ん読本を追加するときに、タスクテンプレートで本を読む前のチェックポイントを入れておくのもアリです。どこで知ったか忘れましたが、本を読む前に「なぜこの本を読もうと思ったのか」「この本から何を得たいのか」「読んだあと、どういう状態になっていたいのか」を書き出してから読むとインプットが効果的になるそうですよ。

次に、マイタスク(または別の個人用プロジェクト)で以下のタスクをつくります。

◯今週読む本を決める|期日:毎週月曜(繰り返し)

説明欄には上記「読書リスト」プロジェクトへのリンクを貼っておきます。

毎週月曜に読書リストを眺めながら、今週読む本を決めます。決めたら、該当する本(タスク)の担当者に自分を割り当て、期日を設定します。

私の場合、1日で一気に読めることは少ないので、期日は設定しつつも、常にマイタスクの「Today/今日やること」のセクションに入れてます。

読み終わったらその本(タスク)を完了にします。このとき、説明欄に読書メモを書いておいてもいいですね。これまた、どこで知ったか忘れましたが、効果的な読書メモの取り方を貼っておきます。

さらに、マイタスク(または別の個人用プロジェクト)で以下のタスクをつくります

◯今月読んだ本を確認する|期日:毎月末(繰り返し)

説明欄には「読書リスト」のうち「過去1ヶ月で完了したタスクの検索結果」へのリンクを貼っておきます。私の場合、この検索結果を「読了リスト」と名付けてます。

この運用をはじめてから、(思いついたときではなく)定常的に読書する習慣ができ、積ん読も着実に消化できるようになりました。1ヶ月を振り返り、「今月は1冊しか読めなかったな、来月はもうちょっと読みたいぞ」と思ったり、「今月は5冊も読んだ、頑張ったな!」と思ったり、継続のモチベーションになっていると感じます。

もっとも消化するスピード以上に、積んでいくので減りはしないんですけどね(笑)

でも気にしません。言いましたよね?趣味は積ん読だって。


さて、読むべきインプットは本だけではありませんよね。社内の資料を読む必要があったり、Webやメルマガで気になる記事を見かけたり。

そこで次に、メルマガやチーム内で共有された記事など、あとで読みたいと思った記事や資料を保存しておく。そして、ちゃんとそれをあとで読む、を実現する方法をご紹介します。

:black_medium_square:「あとで読む」をAsanaで実現する

事前準備:

  1. ChromeにAsana連携の拡張機能をインストールする。
  2. 「あとで読む」プロジェクトをつくる

日々やること:
気になる記事だけど、今は読む時間がない!というときに、すかさずブラウザ拡張機能で「あとで読む」に保存しておきます。リンクを貼っておくのを忘れずに。

仕事に関連する資料なんかも同じように保存しておきます。資料がオンラインではない場合は添付しておきます。また、記事以外も、たとえば動画も同じようにリンクを貼ってタスクにしておきます。

私の場合、基本的に担当者と期日はとりあえず空欄にしてます。仕事関連で、次回の打ち合わせまでに読んでおく必要があるものは、担当者を割り当て、期日も設定しておきます。

注意事項:ブラウザ拡張機能はChromeしかないので(今のところ)、ブラウザから直接タスクを作成する方法はChrome限定です。他のブラウザを使ってる場合は、メルマガの記事タイトルとリンクをコピペするとか、RSSフィードを使うとか、別の方法で「あとで読む」リストに追加していけばOKです。リンクだけだとリストビューで見たときにわからなくなるので、わかる程度のタイトルは入れておきましょう。


次に、積ん読のときと同様に、マイタスク(または別の個人用プロジェクト)で以下のタスクをつくります。

◯「あとで読む」から1記事読む|期日:毎週○曜(繰り返し)

説明欄には上記「あとで読む」プロジェクトへのリンクを貼っておきます。その日になったら、このタスクからあとで読むリストを眺めて、その日の気分に合わせて記事を読みます。読んだら完了。

シンプルですが、意外とこれだけで 「あとで読む」と思ってた記事がそこそこ読めるようになりました。

毎週1記事の部分は、皆さんのペースに合わせて設定してください。毎日1記事でもいいし、週に1回だけど3記事でもいいし。私の場合、週1にしてますが、それでも忙しければ飛ばすこともあります。


ちなみに、「あとで読む」プロジェクトの中にずっと眠ってるやつもたくさんありますが、それは結局は読む必要がなかったということなので、気にしません。

なお、いま確認したらリストが100件以上になってましたが、それもまったく気にしてません。世の中にはNice to knowなことがあふれてますから。そのうち読むかもしれないし、読まないかもしれない。

でも、ときどきリストを眺めていると、いまの自分にフィットした記事タイトルが見つかり、読んでみたら良いヒントになった、なんてこともあります。そういうときは「でかした、過去の自分!」と思いながら、この習慣があることに感謝します。

:black_medium_square:新しい習慣を身につけるコツ

新しい習慣を身につけるにはいくつかコツがあります。そのひとつが「いつもやっている習慣に紐づける」ことです(ハビットチェーン、習慣の連鎖と呼ばれます)。いつもAsanaを開いているなら、今回ご紹介した方法でタスクが上がってくれば、必ず目にするでしょう。そして、赤いタスクはやっつけたくなるでしょう。

つまり、上のやり方はAsanaを使うからうまくいくワケではありません。Asanaを使うことが習慣になっている人が、このやり方を導入するからうまくいくんです。 いつもやっていること、1日に何度もAsanaを見てタスクを進めていくことに紐付けるから習慣として定着しやすいワケです。

習慣を継続するもうひとつのコツは報酬設定です。まじめにインプットしてもだれも褒めてくれませんが、Asanaなら動物たちがお祝いしてくれますよね(たまに)。これだけでも意外と報酬として効果あります。さらに、読了リストのように完了したタスクを自動的に記録し、確認できる仕組みをつくっておくことで、前に進んでいることを実感しやすくなります。これもまた報酬としてはたらき、習慣化を助けてくれます。

習慣のチカラをうまく使うポイントについては、以前のAsanaコミュニティでのイベント記事も参考にしてください。

ということで、新しいインプットが必要になる方が増えるこの時期に、読むべき本や記事をAsanaで管理する方法と、新しい習慣をつくるコツをご紹介しました。

積ん読リストもあとで読むリストもやっていることは同じで、ためておくプロジェクトをつくる+それを参照するタスクを繰り返し設定しておく、だけです。これを応用すると、もっと違う習慣を身につけられるかもしれませんね。もしすでにやっていることや、もっと良い方法があったら、ぜひリプ欄で教えてください!

Asanaアンバサダーの萩原でした。

https://twitter.com/Masa_Hagiwara

6 Likes