1. はじめに 〜Asanaで“つながる働き方”を考える場〜
2025年6月18日、Asana東京コミュニティによるイベント
「チームのチカラを最大化しよう!」 が開催されました。
日々の業務を効率化しながら、チームの関係性をより良くするためにAsanaを活用したいと願う人々が集まり、学び合い、語り合った90分。
参加者同士のリアルな声が響き、Asanaを「ツール」ではなく「チームの文化を形作る存在」として捉え直すきっかけになる時間でした。
今回はそのイベントの様子を、各セッションごとに詳しくレポートします。
2. メインセッション
『デスクでできるヨガより効果的!?
Asanaで実現するスマートワーク術』
登壇者:@福田涼 さん(富士通株式会社 Corporate Digital本部)
Asana活用の第一人者・福田涼さんが語ったのは、単なるツールの便利さではなく、「チームの空気を整える働き方」そのもの。
Asanaを、呼吸を整える“ヨガ”になぞらえたユニークな切り口で、チーム内の見えないストレスを解消し、メンバー間の連携をスムーズにする工夫が紹介されました。
◆ セッションのポイント
- なぜAsanaなのか?
- ExcelやPlannerなど、既存ツールの限界(視覚化の難しさ、バージョン管理、属人化)を解消する柔軟性と可視化力
- チームの働き方を整理・統合し、進捗や譲許の「見えることによる安心」を提供
- AI Studioの活用事例
- AIがタスクを判断してアサインし、その根拠を提示してくれる
- 担当者に対する説明責任をAIが担ってくれることで、納得感と信頼が増す
- 福田さん自身、「AIの判断が自分の感覚と大きくずれていないことに驚いた」と語る
- 導入の工夫と現場感
- タスクが定まっていなくても、とりあえずすべてAsanaに放り込む“仮置きプロジェクト”のすすめ
- チャットで受けた依頼などもAsanaに集約することで、記憶に頼らず業務を整理
- タスクの可視化に対する心理的ハードル
- 「進捗を見られすぎても落ち着かない、でも全く見られないのも不安だし寂しいし気にかけてほしい…」
- 可視化とは管理ではなく、「思いやりの土台」にもなるという視点が印象的でした
【講演のメッセージ:福田さんが一番伝えたかったこと】
Asanaはツールではなく、チームの“呼吸”を整える存在。
タスクの可視化は、メンバー同士の信頼や安心をつくり、心理的安全性と健全な業務推進を支える。
AIや自動化を活かすことで、働き方そのものを見直すきっかけになる──そんなメッセージが全編を通して伝わってきました。
発表が終わって質疑応答タイム。登壇者の福田さんのホッと一息の笑み
3. 「今さら聞けない」機能紹介コーナー(岡 倫宏さん)
ASANAアンバサダーであり、Asana東京コミュニティ運営メンバーのひとりでもある岡倫宏さんによる機能紹介では、「ちょっとしたコツ」が満載の内容でした。
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冒頭、「皆さんフォームを使ったことはありますか?」という問いかけに、大多数が挙手した様子を見て、「みなさんフォームに関してはプロなので!」という一言から、詳細な説明を割愛するという潔さに、笑いが起こる
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フォームで回答が送信されると、グラフがリアルタイムに更新されるデモに「おぉ…」という嘆息
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最後は「質問は受け付けません」で終了。驚きつつもテンポの良さと分かりやすさに「これはこれでアリ」という反応も
岡さんらしい「わかる人にはわかる」ツボを押さえたプレゼンが、参加者の記憶に強く残ったセッションでした。
ASANA東京コミュニティの雰囲気のゆるさが伝わてほしい。そんな発表。
4. ディスカッション & アウトプットタイム
このセッションでは、会場全体がAsanaの可能性と課題を語り合う場に変化。
前半はグループに分かれた感想を交換し合うグループディスカッション。
ASANAに関心を持つ仲間同士の対話に花が咲きます。
後半は、ASANA東京コミュニティイベントの定番、「アウトプットしよう!そしてそれを、Asanaフォーラムへリアルタイム投稿してそれをみんなで共有しよう!」の時間です。
参加者のリアルな声(フォーラム投稿より)
- 「AI機能、活用しきれてないなと反省。ナレッジ共有もAsanaに集約する発想、取り入れたい」
- 「仮置きプロジェクトで“混沌を整理”するのは画期的。さっそく真似したい」
- 「チャットで依頼されると埋もれがち。まずはAsanaに集めて整理するところから始めたい」
- 「AIのアサイン理由が説明されるの、想像以上に納得感がある。コミュニケーションの質が変わる感じ」
- 「自社はまだAI機能が使えるプランじゃないけど、成果積み上げてアップグレード目指したい」
静寂の中のキーボード音
アウトプットタイムは、まるで図書館のような集中空間。
キーボードの打鍵音だけが会場に心地よく響き、皆がAsanaフォーラムへの投稿に想いを込めていました。
この瞬間、「学びの共有こそがコミュニティの本質だ」と感じた方も多かったのではないでしょうか。
5. クロージング:次は“あなた”が主役になる番
これももはや定番の、運営チームからのラストメッセージ。
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「みんな、既にASANA東京コミュニティのメンバーです!」
最新情報をキャッチし、仲間と知恵を共有する第一歩に。
まさにこのコミュニティのカルチャーを象徴する一言なのでは👀 -
「次回テーマは未定。でも挙手したら、即採用されるよ!」
フラットで、誰でも声を出せる環境がここにあります!
この一言ひとことから、「コミュニティは“運営”のものではなく、“みんなで育てる場”である」というメッセージが伝わってきませんか👀
6. Asanaは“働き方の空気”を変える
今回のイベントを通じて改めて感じたのは、Asanaは単なるプロジェクト管理ツールではないということです。
それは、チームの呼吸を整え、前向きな関係性を育てる「空気清浄機」のような存在。(空気洗浄機…?というツッコミ大歓迎です。他に良い例えを思いついたらコメントください!待っています!)
そして、そんなAsanaを通じて出会った仲間と学び合えるこのコミュニティは、働き方を見つめ直すきっかけにもなります。
次回のイベントで、また新たな気づきと出会えることを楽しみにしています!
私達、ASANA東京コミュニティ運営、いつだって大歓迎で皆さんをお待ちしております!