越間_学
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弊社では、現在、クライアントに提供するサービス(案件)は、Asanaのプロジェクトで管理しています。案件のタスクは標準化され、共通のAsanaテンプレートとして整備しています。全ての案件は、スタート時に、Asanaテンプレートを使ってプロジェクトを立ち上げています。
この状況を踏まえて、AsanaAIを業務支援として活用したく、
①「自分が担当者フィールドに設定されているタスクを含むプロジェクトを一覧化してください」
②「それらのプロジェクトの中で自分が担当者フィールドに設定されちるタスクのうち、期日を過ぎているものを一覧化してください」
という指示をAsana AIにプロンプトとして投入しました。
しかし、Asana AIからのアウトプットは、①ではごく一部のプロジェクトのみ一覧化され、かつ、それも自分が担当者として設定されていないものが一覧に含まれています。
プロンプトの「自分」のところには、「@メンション」して個人名を入れてあります。
例えば、「@組織名」を限定したり、プロンプトの表現を変えたり、いろいろやってみましたが、精度は悪いままです。
①の精度が悪いため、②に至りません。
指示(プロンプト)の投入について、何かやり方、工夫があるのでしょうか?
同様の活用をされている方がいらっしゃれば、ぜひ教えてください。
よろしくお願いします。
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川村風太
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AIの活用とはズレた形での回答にはなってしまいますが、
①自分が担当者フィールドに設定されているタスクを含むプロジェクトを一覧化してください
⇒画面上部検索バーから
検索対象:タスク
担当者:自分
で検索いただき、ソートをプロジェクトにすることで一覧で確認できるかと思います。
また、検索結果と書いてある横の星マーク★からこの検索結果も保存でき、次からはワンクリックでこの画面が確認できるようになります。
②それらのプロジェクトの中で自分が担当者フィールドに設定されているタスクのうち、期日を過ぎているものを一覧化してください。
⇒先ほど同様の条件に加えて、検索条件の期日の欄を「過去から今後」の0日に設定することで対応できるかなと思います。
こちらも★マークから保存していただければ次からはワンクリックでアクセスできます。
ご参考にされてみてください!
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越間_学
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@川村風太
とても丁寧にご説明頂き、ありがとうございます。
私の説明が言葉足らずだったため、(正しい回答である)解決策をご紹介頂きましたが、
今回質問した目的・ねらいは別にあります。
せっかく素晴らしい生成AI(AsanaAI)が組み込まれていて、かつ、Asanaに蓄積される情報も、Asanaテンプレートの活用で一定の定型化(標準化)がされているので、それを最大活用したい(できるはず)と考えています。
①私が担当になっているタスクがあるプロジェクトは何?
②その中で期限切れになっているタスクは何?
その先には、
・私が期限切れになりがちなタスクはどれだろう?
・それは他のメンバーも同じ傾向なのか?
・社内全体で、想定した期限を超過することが多いタスクは何だろう?
等々、いろいろな展開が考えられます。
今後業務を進める際のアシスタントの役割をAsanaAIに担って欲しいと思っています。
「自分がやると手間がかかることを優秀なアシスタントがやってくれていて、そこに聞けばすぐ答えてくれる」イメージです。
そのためには、まず、少なくとも①や②の精度が怪しいと、その先のAsanaAIの回答にも疑問符がついてしまいます。
上記を念頭に
「まずは(基本的な)①②がAsanaAIで可能か」
を確認していますが、なかなか精度が上がらず、
「指示の出し方、プロンプトの書き方で気を付けるべきこと」
についての知見(コツ?)があれば、ぜひお伺いしたいと考えています。
よろしくお願いします。
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とても興味深い話ですね。
この先、Asanaがどうなって行くか?
ていうか、今の人の仕事のやり方をAsanaは劇的に変えてきたけれど、まだまだそもそもタスクを見て内容を考えて、次の判断を行うとかって、使う人の負荷なのかなと思う所です。
先々、AIがもっとサポートしてくれるようになるのかな?とも思うのですが、その時に人は何をするんでしょうね?
本題ですが、
①私が担当になっているタスクがあるプロジェクトは何?
②その中で期限切れになっているタスクは何?
については、マイタスク上で判断できますよね。
その先については、少し考えてみます。
川村風太
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ここの部分から読み取れた内容でしたね、失礼いたしました 
ご質問の内容がいわゆるプロンプトエンジニアリングの具体的な技術に関するものであることを認識しました。
ただ、仰るような現象が起きている原因は指示内容ではないかもしれません。
すこし前の記事であるため、AIの成長スピードを鑑みると現在はもっと成長していると考えられますが、AsanaAIの参照できるソース数には限界があるみたいです。
工夫をするとすれば、分析したい内容をマルチホームで一プロジェクトに固めてプロジェクトを指定するとかでしょうか・・・
非常に興味深い内容であるため頭の片隅に置きながら考えさせていただきます 
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越間_学
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@Ka_Nishiyama @川村風太
情報ありがとうございます。
現状は、途中までは高度な検索⇒その結果を生成AIに投入というステップが必要ということで理解しました。
ざくっとイメージしているのは、
情報の収集・整理(および提案)はAsanaAI、
それを踏まえた意思決定と対話・調整(組織・個人のモチベーションUP)は人間
という役割分担です。
AsanaAIにはとても期待しています。
生成AIを活用する時にいつも課題になるのが以下の2点です。
①どのようなプロンプト(指示)にするか
②どのような(社内)情報を参照するか(RAG)
②については、資料(成果物=「アウトプット情報」)を参照して、知見を得ることを期待するケースが多いですが、
AIからの出力結果の品質を高めるためには、AIが参照する資料を「適切なもの」にすることが、とても重要ですが、同時に、大変な負荷を伴う作業になります。
※ゴミの山からはゴミしか出ない・・・
AsanaAIの場合は、「(アウトプットではなく)プロセスの情報」を参照して、知見を得ることができる(可能性がある)という点が、大きな違いを生む期待感があります。
また、業務標準化を行い、それをAsanaテンプレートに落とし込み、全社共通利用することで、「適切なもの」の状態でAsanaに情報を蓄積することが可能になるはずと理解しています。
AsanaAI活用の試行錯誤を続けますが、ぜひ、引き続き、ご支援よろしくお願いします。
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AIに引き渡せる情報の量が決まっているので、情報が漏れてしまうのはありそうですね。
AIstudioだと最新200タスクまでしか渡せないようです。
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